2018年05月18日

478 金山古墳 大阪府河南町 双円墳 85(86)m

 「双円墳」という非常に珍しい墳形の古墳です。逆に、一般向けの古墳の解説書には必ず掲載されていると言っても過言ではない古墳です。古墳は、1991年に国指定の史跡となり、「史跡金山古墳公園」として整備されています。
 河南町のHP.の「金山古墳」の項目で、「北丘は2段に、南丘は3段に築かれ、墳丘の周囲には堀がめぐらされています。(中略)北丘には長さ約10メートルの横穴式石室があり、中には、凝灰岩(ぎょうかいがん)をくりぬいてつくった家形石棺が2個置かれています。(中略)石室前にはくびれ部西側へとつづく墓道(通路)があり、石室入口をふさいだあと、この墓道は埋められていました。この部分だけ埋葬直後の姿に復元しています。」「1.墳丘長:85.8メートル 2.南丘直径:55.4メートル 3.北丘直径:38.6メートル 4.南丘高:9.4メートル 5.北丘高:6.8メートル」と記しています。


 河南町教委の説明板。案内図。
478 金山古墳 大阪府河南町 双円墳 85(86)m
478 金山古墳 大阪府河南町 双円墳 85(86)m



 南丘(北丘から見る)。北丘(南丘から見る)。
478 金山古墳 大阪府河南町 双円墳 85(86)m
478 金山古墳 大阪府河南町 双円墳 85(86)m


 南丘端右側。左側。
478 金山古墳 大阪府河南町 双円墳 85(86)m
478 金山古墳 大阪府河南町 双円墳 85(86)m


 北丘端左側。手前が北丘端右側、右奥が南丘。
478 金山古墳 大阪府河南町 双円墳 85(86)m
478 金山古墳 大阪府河南町 双円墳 85(86)m


 ほぼ全景。手前が南丘、左奥が北丘。
478 金山古墳 大阪府河南町 双円墳 85(86)m


 くびれ部の墓道。
478 金山古墳 大阪府河南町 双円墳 85(86)m


 北丘の石室入口。
478 金山古墳 大阪府河南町 双円墳 85(86)m

 北丘石室の2つの石棺。
478 金山古墳 大阪府河南町 双円墳 85(86)m
              以上2010年3月撮影。


     追記

 2019年10月27日のブログに、「追記478 金山古墳」として新しい絵を掲載しています。



Posted by じこま at 20:13│Comments(0)
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