2018年05月30日

507 野毛大塚古墳 東京都世田谷区 84(82)m

 世田谷区のHP.「せたがや」の「玉川野毛町公園」の項目で、「野毛大塚古墳  墳丘の全長は82メートル、高さ約11メートルの帆立貝式としては全国でも最大級の前方後円墳です。築造当時の姿に復元し、平成5年に公開を開始しました。」と記されています。
 古墳は、「玉川野毛町公園」内のテニスコートやプールの奥にあり、都会ならではの立地です。車は、公園入口の駐車場へ(有料じゃん)。墳丘は復元整備され、後円部の規模の割には小さな前方部やその隣のさらに小さな造り出しもあります。したがって、墳形はおっさん的には、造り出し付き帆立貝形前方後円墳と理解しています。また、後円部墳頂には、4つの埋葬施設と出土品を示すプレートが設置されています。古墳は東京都の史跡に指定され、出土品は国の重要文化財に指定されています。出土品の中では、おっさんは、「槽(そう)」とよばれる石製模造品に興味があります。槽は水の祭祀を行う際の導水施設の一部で、地域を支配し政(まつりごと)を行う有力者の権威の象徴と思われるからです。

 石柱。都教委の説明板。世田谷区教委の説明板。
507 野毛大塚古墳 東京都世田谷区 84(82)m
507 野毛大塚古墳 東京都世田谷区 84(82)m
507 野毛大塚古墳 東京都世田谷区 84(82)m



 前方部右隅から後円部。
507 野毛大塚古墳 東京都世田谷区 84(82)m


 全景。手前が前方部、奥が後円部。
507 野毛大塚古墳 東京都世田谷区 84(82)m


 ほぼ全景。手前が造り出し、奥が後円部。
507 野毛大塚古墳 東京都世田谷区 84(82)m


 ほぼ全景(横から)。右が後円部、左が前方部。
507 野毛大塚古墳 東京都世田谷区 84(82)m


 後円部墳頂から見る前方部。そして造り出し。
507 野毛大塚古墳 東京都世田谷区 84(82)m
507 野毛大塚古墳 東京都世田谷区 84(82)m


 後円部墳頂の埋葬施設図。第1・2主体部。第3・4主体部。
507 野毛大塚古墳 東京都世田谷区 84(82)m
507 野毛大塚古墳 東京都世田谷区 84(82)m
507 野毛大塚古墳 東京都世田谷区 84(82)m
            以上2015年6月撮影。

 石柱。
507 野毛大塚古墳 東京都世田谷区 84(82)m


 前方部から後円部。
507 野毛大塚古墳 東京都世田谷区 84(82)m
             以上2009年12月撮影。



Posted by じこま at 11:25│Comments(0)
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