2024年03月23日

番外 愛知県の古墳⑨ー1 大原(おおばら)第1号墳(夜泣石古墳)[大原古墳群] 新城市 円墳 径18m

 馬越北山古墳群の西側を通る県道81号線(通称柿の木街道)を北上し、東名高速道路のガード下を過ぎ新城市に入るとすぐ右手に古墳が見えてきます。遠方からは、前方後円墳に見えますが、2基の円墳が隣接しており、県道側の標柱・説明板が設置してある方が1号墳、南側が2号墳です。この周囲には、少なくとも3基の円墳が確認されており大原古墳群を形成していました。ただし、現存するのはこの2基のみです。
 1号墳は、円形の墳丘部から北側の県道側にかけて突き出た部分があり、造出付円墳または前方後円墳と妄想して絵を撮ってしまいました。「見た目で墳形を判断したらいかんだらー」。

 新城市のHP.の「夜泣石古墳群(よなきいしこふんぐん)」の項目で、「名称 夜泣石古墳(大原1号墳)、直径 17.8m、高さ 2.5m、形状 円墳、備考 天井石等が露出している」と記されています。
 2基の古墳は、「夜泣石古墳」という名称で、新城市の史跡に指定されています。また、この1号墳は、説明板にあるような悲しい民話が伝わっています。


 標柱。

 新城市教委の説明板。


 墳頂の天井石(夜泣石)。


 ほぼ全景。

 ほぼ全景。

 2号墳から見る1号墳。


 大原古墳群。右が2号墳、左が1号墳。


 1号墳が前方後円墳と妄想した場合。
  妄想後円部右側(中央奥が2号墳)。左側。

  妄想前方部右側。左側。

  妄想やや全景。右が後円部、左が前方部。
        以上2023年12月撮影。


 石柱。

 新城市教委の説明板。

 墳頂の天井石。

 全景。

 大原古墳群。右が2号墳、左が1号墳。
        以上2016年9月撮影。  


Posted by じこま at 07:07Comments(0)