2018年06月17日

567 東求女塚古墳 兵庫県神戸市 80m

 「求女塚東公園」内に、後円部の一部と石碑が残されています。三角縁神獣鏡4面を含む6面の銅鏡や車輪石などが出土しています。
 約4kmの間に3基の大型古墳があり、その西端に西求女塚古墳(ランキング211位)、東端にこの東求女塚古墳、その間に処女塚古墳が位置しています。1人の女性をめぐって2人の男性が争った地元の伝説が、3基の古墳名に反映しています。

 公園の表示板。東灘区役所の説明板。
567 東求女塚古墳 兵庫県神戸市 80m
567 東求女塚古墳 兵庫県神戸市 80m


 後円部残存部2つ。
567 東求女塚古墳 兵庫県神戸市 80m
567 東求女塚古墳 兵庫県神戸市 80m
            以上2014年1月撮影。


 後円部残存部上の石碑。
567 東求女塚古墳 兵庫県神戸市 80m


 後円部残存部。南から。
567 東求女塚古墳 兵庫県神戸市 80m


 前方部跡付近から後円部残存部。北西から。
567 東求女塚古墳 兵庫県神戸市 80m
            以上2016年10月撮影。

   追記(2019年9月19日)

 奈良女子大学の前方後円墳データベースの「東求女塚古墳」の項目で、「墳丘 形状:前方後円 墳長:80m 後円部:径47m 前方部:幅36以上 長31以上 特記事項【周濠】あり(幅10m、残存深1m)。【その他】基底部から1mほどの高さまで残存。周濠底は北から南へ傾斜。一部陸橋の可能性あり。前方部消失。」と記されています。


Posted by じこま at 08:24│Comments(0)
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