2025年03月28日

再追加681 マバカ古墳[大和古墳群萱生支群] 奈良県天理市 74m(推定復元約80m)

 この古墳は、1週間前に現地説明会が実施されており、見学は「アウト」と思っていたので、当初訪問予定はありませんでした。ただ、移動中に発掘調査員らしき人影が見えたので、Uターンして訪問しました。
 発掘担当者の許可を得て、後円部北側の一部埋め戻されたトレンチの絵を撮りましたが、「SNSなどにアップしないでください。」と言われましたので、掲載しません。「グスン」。 なお、2018年7月22日と2022年2月4日のブログに、この古墳の絵を掲載しています。

 古墳は、くびれ部に市道が通り後円部と前方部が分断されています。おまけに、墳丘上は果樹園となっており改変されています。ただし、今までの発掘調査で、出現期(前期前半)の古墳と考えられています。
 奈良女子大学の「前方後円墳データベース」(奈良県版)の「マバカ古墳」の項目では、「墳丘 形状:前方後円 墳長:74m 後円部:径44m 前方部:幅27m」と記されています。ただし、下記の説明板では、「墳丘の全長は、約80mの規模に復元される。」と記されています。

 余談ですが、現地説明会当日の様子については、YouTubeの「「大和の古墳」チャンネル」の「マバカ古墳(第5次)発掘調査現地説明会」で見ることができます。また、「大和國古墳墓取調室」でも「古墳TOPICS 2025」の中の「奈良県天理市・マバカ古墳(後円部の墳丘裾を確認)」で、トレンチのようすが分かる画像が掲載されています。


 説明板。
再追加681 マバカ古墳[大和古墳群萱生支群] 奈良県天理市 74m(推定復元約80m)


 前方部から後円部。西から。
再追加681 マバカ古墳[大和古墳群萱生支群] 奈良県天理市 74m(推定復元約80m)
        以上2025年3月撮影。



Posted by じこま at 07:07│Comments(0)
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