2020年08月10日

補遺[531] 鶴巻山古墳(上川淵108号墳) 群馬県前橋市 推定83m

 「古墳県」と言われる群馬県の中でも、最大規模を誇る朝倉・広瀬古墳群に属する消滅古墳です。この古墳群に属する大型の消滅古墳については、すでに前橋市教育委員会の『群馬の古墳時代はここから始まった 朝倉・広瀬古墳群』を参考にして紹介していました(2019年4月18日から21日のブログ)。
 この鶴巻山古墳は、前掲書では、「(前方後円) 径40m」という記述があったため、60(57)m未満ということで訪問していませんでした。しかし、「上州の人」さんからの「コメント」でご指摘があり、後円部のみが残存していた当時の直径が40mであり、前方後円として復元した場合の全長が推定83mという理解に至りました。そのため、今回訪問して絵を掲載した次第です。あらためて、「上州の人」さんに感謝申し上げます。


 跡地付近。広瀬第五団地UC-01とUA-98の間。北西から。


 跡地付近。左側の建物(自治会集会所)が広瀬町3丁目20。南西から。


 跡地付近。南西から。
            以上2020年7月撮影。  


Posted by じこま at 08:08Comments(0)