2020年08月21日

補遺[1021-7] 下谷A号墳(東村22号墳) 群馬県伊勢崎市 (57→63)m

 消滅古墳です。奈良女子大学の「前方後円墳データベース(全国版)」の「下谷A号墳(佐波・東村22号墳)」の項目で、「墳丘 形状:前方後円 墳長:57m 後円部:径34m 高6m 前方部:幅30m 長現存26m 高6m 特記事項【その他】消滅。」と記されています。ただし、HP.「全国遺跡報告総覧」の「下谷A墳群」の項目で、「遺跡概要 遺跡所在地 群馬県伊勢崎市東小保方町3887-2、3887-6、3894-3 特記事項 墳丘を失った全長63mの後期前方後円墳『下谷A号墳』の周溝部分の調査。古墳築造に関係する作業路等を検出。噴(ママ)丘部分は昭和29年に群馬大学によって調査されており、その成果を合わせて検討することで、今回正確な規模・墳丘形態を明らかにすることができた。」とまとめられています。そのため、ここでは、全長63mの前方後円墳とします。
 また、「マッピングぐんま」では、上記データベースの地図上の位置には古墳はなく、その約1km南の位置に「東村22号墳」がありました。いずれにしても、下谷A号墳と思って撮った絵はA号墳ではなく、「マッピングぐんま」によると、東村15~17号墳跡でした。いつか、再訪してリベンジしたいと思います。


 東村15号墳跡。北から。東小保方町3809付近。


 左端の林が東村16号墳跡。


 東村17号墳跡。南から。東小保方町3809付近。
            以上2020年7月撮影。



      追記

 2020年10月19日のブログに、「追加の補遺[1021-7] 下谷A号墳(東村22号墳)」として、該当する古墳の絵を掲載しています。  


Posted by じこま at 08:08Comments(0)