2018年09月03日
794 西野山古墳(古保利古墳群A-2号墳) 滋賀県長浜市 70(78)m
HP.「文化遺産オンライン」の「古保利古墳群」の項目で、「古墳は琵琶湖との比高100m以上の丘陵尾根上、標高200から240mの稜線上に南北約3kmにわたって分布する。前方後円墳8基、前方後方墳8基、円墳79基、方墳37基からなる。(中略)古墳の規模は、前方後円墳では西野山古墳が90m、寺ヶ浦古墳が53.5m、ほかは22.5から40m、前方後方墳では、小松古墳が60m、ほかは15から39mである。円墳の直径、方墳の一辺はほぼ30mを最大とし、10から20m前後のものが多い。」と記されています。また、奈良女子大学の前方後円墳データベースの「西野山古墳(西野古墳・古保利A-2号墳)』の項目で、「墳丘 形状:前方後円 築成:前方部:2段?、後円部:2~3段 墳長:70m 後円部:径38m 高4m 前方部:幅27m 長34m 高3m 特記事項【その他】前方部は低く、さほど開かないが、前方部先端寄りは1mほど高くなる。くびれ部付近に造出がある可能性が高い。」と記されています。さらに、下記の説明板では、「全長78mの前方後円墳」と記入されています。個人的な感覚では、90mの規模はないと思いました。2003年に「古保利古墳群」として、国の史跡に指定されています。
上記のように、琵琶湖北端の東岸の丘陵尾根上に多数の古墳が築造されています。この古保利古墳群の中で、最大規模の古墳が西野山古墳です。古墳の墳丘上から、琵琶湖を臨むことができます。
余談になりますが、古墳訪問時、獣害を防ぐために丘陵の周囲にフェンスが張り巡らされ、入口を探すのに大変でした。最近、こうした例が増えてきており、おっさん的には困っています。
高月町教委の説明板。
後円部右側。左側。

前方部。前方部から後円部。

後円部墳頂。
前方部右隅から後円部。前方部左隅から後円部。

前方部端全景。
墳丘から琵琶湖を臨む。
以上2014年1月撮影。
上記のように、琵琶湖北端の東岸の丘陵尾根上に多数の古墳が築造されています。この古保利古墳群の中で、最大規模の古墳が西野山古墳です。古墳の墳丘上から、琵琶湖を臨むことができます。
余談になりますが、古墳訪問時、獣害を防ぐために丘陵の周囲にフェンスが張り巡らされ、入口を探すのに大変でした。最近、こうした例が増えてきており、おっさん的には困っています。
高月町教委の説明板。
後円部右側。左側。
前方部。前方部から後円部。
後円部墳頂。
前方部右隅から後円部。前方部左隅から後円部。
前方部端全景。
墳丘から琵琶湖を臨む。
Posted by じこま at 14:05│Comments(0)