2025年03月16日

追加462 富雄丸山古墳 奈良県奈良市 造出し付円墳 径109m

 2022年度の造出しの発掘調査で、蛇行剣や盾形銅鏡が出土し、話題となった日本最大の円墳です。おっさんが訪問した10年ほど前は、墳丘が藪に覆われて墳形が分からず、墳丘規模も直径86mとされていました。その時の絵は、2018年5月15日のブログ「462 富雄丸山古墳」として掲載しています。下記のように、109mの規模ならばランキング230位台の古墳ということでしたが・・・。
 10年ほどの間に古墳周辺の状況が一変し、竜宮城での浦島太郎の気分でした。古墳近辺に、道の駅「クロスウェイなかまち」が造られ、案内所では富雄丸山古墳のパンフレットも置かれていました。また、歩道には「富雄丸山古墳はこちら」と記された案内表示が要所に描かれ、墳丘に至る小道へは「盾形銅鏡」を模した案内板もあり、迷うことはありませんでした。ただし、墳丘入口は施錠され、墳丘への立ち入りはできませんでした。「玉手箱から煙がモクモクダラー」。

 奈良市教育委員会が2024年11月30日に発行したパンフレット「富雄丸山古墳 第1版」では、「奈良市西部を南へ流れる富雄川を望む富雄丸山古墳は、4世紀後半に造られた直径109mの円墳で、円墳の中では日本最大規模となります。」と記されています。


 「盾形銅鏡」形の案内板。
追加462 富雄丸山古墳 奈良県奈良市 造出し付円墳 径109m

 歩道の案内表示。
追加462 富雄丸山古墳 奈良県奈良市 造出し付円墳 径109m

 奈良市教委の説明板。
追加462 富雄丸山古墳 奈良県奈良市 造出し付円墳 径109m


 墳丘への入口。
追加462 富雄丸山古墳 奈良県奈良市 造出し付円墳 径109m


 3つで全景。中央、手前が造出し。右側。左側。
追加462 富雄丸山古墳 奈良県奈良市 造出し付円墳 径109m
追加462 富雄丸山古墳 奈良県奈良市 造出し付円墳 径109m
追加462 富雄丸山古墳 奈良県奈良市 造出し付円墳 径109m

 ほぼ全景。北東から。
追加462 富雄丸山古墳 奈良県奈良市 造出し付円墳 径109m


 遠景、右側が富雄丸山古墳。北東から。
追加462 富雄丸山古墳 奈良県奈良市 造出し付円墳 径109m
        以上2025年3月撮影。



Posted by じこま at 07:07│Comments(0)
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