2022年02月12日
番外 福島県の古墳⑫ 下鳥渡稲荷塚古墳 福島市 53m
現状では円墳にしか見えません。説明板でも、「北にある八幡塚古墳」と「同じく円墳」と書かれているほどです。ただし、下記のように短い前方部を持つ「帆立貝形前方後円墳」のようです。ただし、前方部(張り出し)が10mならば、「42>10×4」ということで『前方後円墳集成』の定義では、「造出付円墳」となってしまいます。わずか、1mの違いが墳形の名称を変えてしまうとは・・・。
余談ですが、説明板の「證據」という文字は「証拠」の旧字体を使用しており、ライオンズクラブの年齢層、もとい学の深さを感じさせるものでした。
奈良女子大学の「前方後円墳データベース(全国版)」の「稲荷塚古墳」の項目で、「墳丘 形状:前方後円(帆立貝形?) 墳長:30m 後円部:高4m」と記されています。
また、『古墳マップ』の「稲荷塚古墳」の項目の紹介文では、「直径42mの円墳に11mの張り出しが付く帆立貝式古墳。 周辺で出土した須恵器などから5世紀後半の築造とみられる。」と記されています。ここでは、全長53mの帆立貝形前方後円墳として書いていきます。
標柱。福島信夫ライオンズクラブの説明板。

墳頂の社。
前方部跡から後円部。東から。
全景。北東から。
全景。西から。
以上2017年4月撮影。
余談ですが、説明板の「證據」という文字は「証拠」の旧字体を使用しており、ライオンズクラブの年齢層、もとい学の深さを感じさせるものでした。
奈良女子大学の「前方後円墳データベース(全国版)」の「稲荷塚古墳」の項目で、「墳丘 形状:前方後円(帆立貝形?) 墳長:30m 後円部:高4m」と記されています。
また、『古墳マップ』の「稲荷塚古墳」の項目の紹介文では、「直径42mの円墳に11mの張り出しが付く帆立貝式古墳。 周辺で出土した須恵器などから5世紀後半の築造とみられる。」と記されています。ここでは、全長53mの帆立貝形前方後円墳として書いていきます。
標柱。福島信夫ライオンズクラブの説明板。
墳頂の社。
前方部跡から後円部。東から。
全景。北東から。
全景。西から。
Posted by じこま at
08:08
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