2018年07月02日

615 入津原(にゅうつばる)丸山古墳 大分県豊後高田市 77(70・60)m

 豊後高田市のHP.の「豊後高田市の前方後円墳について」の項目で、「入津原丸山古墳は、県内最大級の帆立貝式古墳で、市内で2番目に大きな古墳です。帆立貝式古墳とは、円墳に祭壇の役割を果たす短い突起(造り出し)が付属したもので、上空から見ると帆立貝のような形をしている前方後円墳の一種です。(おっさん註 人によって定義が違う場合があるのでヤヤコシイですが、この説明では「造り出し付き円墳」と「帆立貝形(式)前方後円墳」の区別がなく、ゴチャマゼ・・・)墳長は70mほどあります。昭和34年の発掘調査で、箱式石棺(現在は古墳の石碑になっています。) ・四獣鏡 ・鉄剣などが出土し、現在は東京国立博物館に収められています。」と記されています。また、奈良女子大学の前方後円墳データベースの「入津原丸山古墳」の項目では、「墳丘  形状:前方後円(帆立貝形) 築成:前方部:1段、後円部:3段 墳長:60m 後円部:径45m 高13m 前方部:幅10m 長15m 高3m」と記されています。       
 水田の中に古墳があり、後円部の周濠部分は田地となっています。ただし、短い前方部は山林に続いています。古墳は、大分県の史跡になっています。北方約1km以内に、真玉大塚古墳(ランキング303位)や猫石丸山古墳があります。

 後円部墳頂2つ。石碑は石棺の一部を使用。
615 入津原(にゅうつばる)丸山古墳 大分県豊後高田市 77(70・60)m
615 入津原(にゅうつばる)丸山古墳 大分県豊後高田市 77(70・60)m



 後円部右側。左側。
615 入津原(にゅうつばる)丸山古墳 大分県豊後高田市 77(70・60)m
615 入津原(にゅうつばる)丸山古墳 大分県豊後高田市 77(70・60)m

 前方部右側。左側。前方部から後円部。
615 入津原(にゅうつばる)丸山古墳 大分県豊後高田市 77(70・60)m
615 入津原(にゅうつばる)丸山古墳 大分県豊後高田市 77(70・60)m
615 入津原(にゅうつばる)丸山古墳 大分県豊後高田市 77(70・60)m


 後円部端全景。南東から。
615 入津原(にゅうつばる)丸山古墳 大分県豊後高田市 77(70・60)m


 全景。手前が後円部、左奥が前方部。東から。
615 入津原(にゅうつばる)丸山古墳 大分県豊後高田市 77(70・60)m
            以上2014年6月撮影。



Posted by じこま at 09:42│Comments(0)
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