2018年07月25日
688 天神森古墳 山形県川西町 前方後方墳 74(76)m
川西町教育委員会の『天神森古墳 発掘調査報告書』では、「古墳の規模は、墳麓線の全部を確めたわけではないので、基底部で全長は75.58mとなった。一部推定値を含むが、後方部の長さ43.08m、前方部の長さ32.50m、後方部の幅51.05m、高さ4.26m、前方部の前端幅32.0m、高さ3.04mである。」(p.16)と述べられています。
後方部墳頂には、祠が祀られ、前方部の一部は通路として削られています。また、墳丘上部は削平されて平らで、高さはあまり感じられませんが、前方後方形であることは確認できます。前方部の西に大きな標柱が立っています。山形県の史跡に指定されています。
余談になりますが、古墳に隣接して図書館があり、館内には「遅筆堂文庫」と呼ばれるコーナーがあります。おっさん世代では、「ひょこりひょうたん島」でおなじみの脚本家の井上ひさしさんが、自分の蔵書を故郷に寄贈して開設されたコーナーだそうです。それにしても、井上さんらしいネーミングですね。余談の余談ですが、考古学者の森浩一さんも蔵書を愛知県の春日井市に寄贈しています。その名も「森浩一文庫」。直球一本槍です。
山形県教委・川西町教委の説明板。
後方部中央。右側。左側。


前方部右側。左側。前方部から後方部。


後方部墳頂。
後方部端全景。
全景。右奥が後方部、左手前が前方部。西から。
以上2017年5月撮影。
遠景と大標柱。
後方部右側。左側。

前方部右側。左側。

後方部端全景。
全景。右奥が後方部、左手前が前方部。
以上2012年6月撮影。
後方部墳頂には、祠が祀られ、前方部の一部は通路として削られています。また、墳丘上部は削平されて平らで、高さはあまり感じられませんが、前方後方形であることは確認できます。前方部の西に大きな標柱が立っています。山形県の史跡に指定されています。
余談になりますが、古墳に隣接して図書館があり、館内には「遅筆堂文庫」と呼ばれるコーナーがあります。おっさん世代では、「ひょこりひょうたん島」でおなじみの脚本家の井上ひさしさんが、自分の蔵書を故郷に寄贈して開設されたコーナーだそうです。それにしても、井上さんらしいネーミングですね。余談の余談ですが、考古学者の森浩一さんも蔵書を愛知県の春日井市に寄贈しています。その名も「森浩一文庫」。直球一本槍です。
山形県教委・川西町教委の説明板。
後方部中央。右側。左側。
前方部右側。左側。前方部から後方部。
後方部墳頂。
後方部端全景。
全景。右奥が後方部、左手前が前方部。西から。
遠景と大標柱。
後方部右側。左側。
前方部右側。左側。
後方部端全景。
全景。右奥が後方部、左手前が前方部。
Posted by じこま at 09:12│Comments(0)