古墳探訪　大型古墳集成

　静岡市のＨＰ.の「神明山古墳」の項目で、「神明山古墳群は独立した小丘陵上にある５つの古墳からなり、１号墳と４号墳が現存しています。１号墳は全長約７０ｍの古墳時代前期の前方後円墳で、発掘によって、奈良県の箸墓古墳の四分の一の設計で造られていたことがわかりました。４号墳は約１１ｍ（おっさん註　ママ）の古墳時代後期の円墳で、全長１０．５ｍ、最大巾１．９ｍの横穴式石室が良好に保存されています。（中略）１号墳と４号墳は県の史跡に指定されています。」と記されています。
　静岡県沼津市の辻畑古墳が静岡県内で最古級の古墳とマスコミに取り上げられる以前は、この古墳が最古級であると話題になっていました。墳丘は、南側の裾部が社殿で削平され、くびれ部も通路状に削られています。ただし、箸墓古墳（ランキング１１位）と同形の前方部バチ形部分には赤ペンキをつけた石が置かれ、墳形がわかるようになっています。

　石碑。
　新旧説明板。前者は袖師地区まちづくり文化遺産整備委員会。後者は袖師地区まちづくり推進委員会。

　後円部右側。左側。
　前方部右側。左側。前方部から後円部。

　前方部左隅から後円部。

　２つで全景（横から）。後円部。前方部。

　遠景。北西から。　　　　　　　　　　　　以上2016年1月撮影。


　神明宮（神明神社）。

　前方部南側の部分。　　　　　　　　　　　　　　以上2012年11月撮影。


　　おまけ　　　神明山４号墳（径１８ｍの円墳）

　説明板２つ。

　石室。

　全景。南東から。　　　　　　　　　　　　以上2016年1月撮影。