2019年02月24日
1186 つるぎ城古墳(福島4号墳) 宮崎県串間市 60m
奈良女子大学の前方後円墳データベースの「福島4号墳(つるぎ城古墳、*剣城塚)」の項目で、「墳丘 形状:前方後円 墳長:60m 後円部:径30m 高3.5m 前方部:幅20m 長30m 高2.7m 特記事項【その他】前方部は保育所、後円部は神社で改変されている。」と記されています。「福島町古墳」を構成する古墳のひとつとして、宮崎県の史跡に指定されています。
古墳は、福島川右岸の微高地に立地し、日南線「串間」駅の約500m北に位置しています。墳丘は改変されていますが、「福島町古墳」の中では、比較的よく残っています。後円部墳頂には、戊辰戦争の戦没者を祀った護国神社があります。
宮崎県串間市教育委員会の『市内遺跡発掘調査概要報告書 姥ノ上遺跡 万多城遺跡』では、「万多城遺跡は串間市大字西方字石仏に所在する。串間市街地のほぼ中央部にあたるこの地域は平均標高15mほどのシラス台地で、歴史的に串間地方の中心的役割を果たしてきた地域である。旧福島町時代の昭和8年には町内に所在の19基の古墳が県指定となっているが、現在では福島小学校を中心にしたこの地域に残存する次の5基が形状を見ることのできる古墳として残存しており、遺跡はこの10号墳の東側に隣接する畑地に位置する。 ①3号墳(通称;長清見塚)円墳 ②4号墳(通称;剣城塚)前方後円墳 ③5号墳(通称;毘沙門塚)前方後円墳 ④9号墳(通称;霧島塚)円墳 ⑤10号墳(通称;万多城塚)前方後円墳」(p.3)と述べられています。
串間市教委の説明板。
後円部右側。左側。

前方部右側。左側。

前方部から後円部。前方部右隅から後円部。前方部左隅から後円部。


後円部墳頂。
以上2014年6月撮影。
古墳は、福島川右岸の微高地に立地し、日南線「串間」駅の約500m北に位置しています。墳丘は改変されていますが、「福島町古墳」の中では、比較的よく残っています。後円部墳頂には、戊辰戦争の戦没者を祀った護国神社があります。
宮崎県串間市教育委員会の『市内遺跡発掘調査概要報告書 姥ノ上遺跡 万多城遺跡』では、「万多城遺跡は串間市大字西方字石仏に所在する。串間市街地のほぼ中央部にあたるこの地域は平均標高15mほどのシラス台地で、歴史的に串間地方の中心的役割を果たしてきた地域である。旧福島町時代の昭和8年には町内に所在の19基の古墳が県指定となっているが、現在では福島小学校を中心にしたこの地域に残存する次の5基が形状を見ることのできる古墳として残存しており、遺跡はこの10号墳の東側に隣接する畑地に位置する。 ①3号墳(通称;長清見塚)円墳 ②4号墳(通称;剣城塚)前方後円墳 ③5号墳(通称;毘沙門塚)前方後円墳 ④9号墳(通称;霧島塚)円墳 ⑤10号墳(通称;万多城塚)前方後円墳」(p.3)と述べられています。
串間市教委の説明板。
後円部右側。左側。
前方部右側。左側。
前方部から後円部。前方部右隅から後円部。前方部左隅から後円部。
後円部墳頂。
Posted by じこま at 09:09│Comments(0)