2019年02月25日

1189 馬場古墳 大分県大分市 60m

 奈良女子大学の前方後円墳データベースの「馬場古墳」の項目で、「墳丘 形状:前方後円 墳長:60m 後円部:径30m 高5m 前方部:幅14m 長27m 高3m」と記されています。
 古墳は、国道197号線と197号線バイパスの合流地点から約500m東の小丘陵上に立地しています。国道から北にむかう、民家と民家の間の細い道を上り、T字路のようなところを草を踏み分けながら東に進むと墳丘らしき高まりが見えてきます。ただし、古墳見学オフシーズンの6月に訪問したため、草が生い茂り墳形の確認は困難でした。余談ですが、国道197号線は通称「愛媛街道」と呼ばれ、豊後水道を渡って愛媛県の佐田岬に通じています。現在、その間を「国道九四フェリー」が運航しており、おっさん的にはスケールの大きなネーミングと感心しました。古墳の被葬者も何らかの形で、海運とかかわった人物と考えられます。
 約1400m東に築山古墳(ランキング159位)、約3.5km西に亀塚古墳(ランキング420位)があります。

 後円部右側。左側。
1189 馬場古墳 大分県大分市 60m
1189 馬場古墳 大分県大分市 60m

 前方部。
1189 馬場古墳 大分県大分市 60m


 後円部墳頂。
1189 馬場古墳 大分県大分市 60m


 遠景。
1189 馬場古墳 大分県大分市 60m
            以上2014年6月撮影。



Posted by じこま at 10:10│Comments(0)
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