2019年03月04日

1199 須多田(すだた)ミソ塚古墳(須多田16号墳) 福岡県福津市 60(推定67)m

 福津市教育委員会のHP.の「津屋崎古墳群のみどころ」の中の「須多田古墳群(すだたこふんぐん)」の項目で、「須多田ミソ塚古墳(すだたみそつかこふん)は推定復元長67mの前方後円墳です。」と記されています。「津屋崎古墳群」を構成する古墳のひとつとして、2005年に国の史跡に指定されています。「津屋崎古墳群」は、玄界灘に面した福津市北部の台地上に築かれた、南北8km・東西2kmの範囲にある前方後円墳16基・円墳13基・方墳1基を総称する名称です。このミソ塚古墳を含む「須多田古墳群」や2017年にユネスコの世界遺産として登録された沖ノ島の関連遺跡群として認定された「新原・奴山古墳群」、勝浦峯ノ畑古墳(ランキング332位)・勝浦井ノ浦古墳(ランキング797位)・在自剣塚古墳(ランキング503位)を含んでいます。
 10年近く前の訪問だったので現在の状況は不明ですが、当時は墳丘上に墓石らしきものが廃棄された状態でとても見るに堪えない状況でした。この時点で史跡指定されていたので、もう少し整備されていたらと思わざるを得ません。「きっと予算がつかなかったんだらー」。
 ミソ塚古墳の約50m東に須多田下ノ口古墳(ランキング538位)・約200m北に須多田天降天神社古墳(ランキング564位)・約300m西に須多田ニタ塚古墳などがあり、須多田古墳群を構成しています。

 後円部右側。左側。
1199 須多田(すだた)ミソ塚古墳(須多田16号墳) 福岡県福津市 60(推定67)m
              中央の小山が下ノ口古墳。
1199 須多田(すだた)ミソ塚古墳(須多田16号墳) 福岡県福津市 60(推定67)m
              左上の小山の円部が天降天神社古墳。

 前方部。
1199 須多田(すだた)ミソ塚古墳(須多田16号墳) 福岡県福津市 60(推定67)m


 全景。手前が前方部、奥が後円部。西から。
1199 須多田(すだた)ミソ塚古墳(須多田16号墳) 福岡県福津市 60(推定67)m
              以上2010年10月撮影。


     追記

 2020年2月20日のブログに、「追加1199 須多田ミソ塚古墳」として、新しい絵を掲載しています。



Posted by じこま at 08:08│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。