2019年03月15日
1217 天神台古墳 千葉県香取市 60m
奈良女子大学の前方後円墳データベースの「天神台古墳」の項目で、「墳丘 形状:前方後円 墳長:60m」と記されています。
古墳は台地上に立地しており、近隣の大型古墳が低地に築造されている点と異なっています。また、墳丘全体が残されていることも特徴的です。後円部墳頂には3基の小さな祠が祀られており、前方部の端にも大きな祠と鳥居が建立されています。
約400m北西に禅昌寺山古墳があります。香取市のHP.の「アーカイブ香取遺産」の「Vol‐044 禅昌寺山古墳 大須賀川流域を支配した 首長の墳墓」の項目で、「また、近隣の森戸地区から谷中地区にかけて、大戸天神台古墳、権現前古墳、大法寺古墳、塚越古墳など、禅昌寺山古墳と同じぐらいの規模と推測される古墳がいくつか確認されています。最近の研究では、大戸天神台古墳(4世紀)→権現前古墳(5世紀後半)→大法寺古墳(6世紀前半)→禅昌寺山古墳(6世紀中ごろ)の順で継続的に築造されたことが分かってきました。この地域を支配した歴代の首長墓と言えるでしょう。」と記されています。
後円部右側。左側。


前方部右側。左側。

前方部から後円部。前方部端から後円部。

後円部墳頂。
遠景。南西から。右手前が後円部、中央奥が前方部。
以上2015年6月撮影。
古墳は台地上に立地しており、近隣の大型古墳が低地に築造されている点と異なっています。また、墳丘全体が残されていることも特徴的です。後円部墳頂には3基の小さな祠が祀られており、前方部の端にも大きな祠と鳥居が建立されています。
約400m北西に禅昌寺山古墳があります。香取市のHP.の「アーカイブ香取遺産」の「Vol‐044 禅昌寺山古墳 大須賀川流域を支配した 首長の墳墓」の項目で、「また、近隣の森戸地区から谷中地区にかけて、大戸天神台古墳、権現前古墳、大法寺古墳、塚越古墳など、禅昌寺山古墳と同じぐらいの規模と推測される古墳がいくつか確認されています。最近の研究では、大戸天神台古墳(4世紀)→権現前古墳(5世紀後半)→大法寺古墳(6世紀前半)→禅昌寺山古墳(6世紀中ごろ)の順で継続的に築造されたことが分かってきました。この地域を支配した歴代の首長墓と言えるでしょう。」と記されています。
後円部右側。左側。
前方部右側。左側。
前方部から後円部。前方部端から後円部。
後円部墳頂。
遠景。南西から。右手前が後円部、中央奥が前方部。
Posted by じこま at 09:09│Comments(0)