2019年03月25日
[1227-6] 舟戸山古墳 茨城県日立市 (円墳 径60mまたは前方後円墳 100m?)
「いばらきデジタルまっぷ」の「文化財」の「遺跡名 舟戸山古墳」の項目で、「行政名 日立市、遺跡ID 155、所在地 久慈町4丁目279、種類 古墳、備考 円墳1基(2段築造。)前方部と思われるものが存在したという伝承もある。」と記されています。また、茨城県大宮土木事務所・財団法人茨城県教育財団の『一般県道日立東海線道路改良工事地内埋蔵文化財発掘調査報告書 愛宕山古墳』の中で、「4世紀になると久慈川流域は、古墳の築造が始まり那珂川流域と共にいち早く、大和朝廷の影響を受けた地域である。(中略)久慈川河口近くの左岸に位置する舟戸山古墳〈10〉や、下流域右岸に位置する梵天山古墳は、全長100mを超える大形の前方後円墳である。」(p.3)と述べられています。さらに、ブログ「青葉考古学倶楽部」の「舟戸山古墳付近と」(2014年11月16日日曜日)では、「日立市久慈町にある『舟戸山古墳』。墳丘長60mとも100mとも言われている前方後円墳。この古墳の南西側の薮の中に低いマウンドがありました。」と記されています。
古墳は、茂宮川河口の北側の丘陵地に立地しており、茨城港(日立港区)を臨むことができます。丘陵地は、「舟戸山共同墓地」となっており、北部に円墳状の雑木林が残されています。墓地の区割りに不自然な部分があり、その所が前方部跡と考えられなくもないですが、ここでは円墳として書いていきます。
墳頂。![[1227-6] 舟戸山古墳 茨城県日立市 (円墳 径60mまたは前方後円墳 100m?)](//img01.dosugoi.net/usr/k/o/f/kofun/CA390217_22.JPG)
墳丘近景。![[1227-6] 舟戸山古墳 茨城県日立市 (円墳 径60mまたは前方後円墳 100m?)](//img01.dosugoi.net/usr/k/o/f/kofun/CA390218_22.JPG)
全景。西から。![[1227-6] 舟戸山古墳 茨城県日立市 (円墳 径60mまたは前方後円墳 100m?)](//img01.dosugoi.net/usr/k/o/f/kofun/CA390216_20.JPG)
全景。南東から。
以上2015年6月撮影。
古墳は、茂宮川河口の北側の丘陵地に立地しており、茨城港(日立港区)を臨むことができます。丘陵地は、「舟戸山共同墓地」となっており、北部に円墳状の雑木林が残されています。墓地の区割りに不自然な部分があり、その所が前方部跡と考えられなくもないですが、ここでは円墳として書いていきます。
墳頂。
墳丘近景。
全景。西から。
全景。南東から。
Posted by じこま at 08:08│Comments(0)