2019年04月07日

1242 小盛山古墳(小丸山古墳) 兵庫県朝来市 59m

 兵庫県教育委員会の『朝来市 宮ノ谷古墳群Ⅱ』では、「古墳時代中期末~後期初頭に岡田古墳群が存在した岡田盆地内では、全長59mの前方後円墳で内部主体が横穴式石室と推定される小丸山古墳(中略)有力者の勢力範囲として注意すべき地域となっている。」(p.5)と述べられています。また、奈良女子大学の前方後円墳データベースの「小盛山古墳(小丸山古墳)」の項目で、「墳丘 形状:前方後円 墳長:59m 後円部:径30m 高6.575m 前方部:幅21m 長29m 高4.75m」と記されています。「小丸山古墳」という名称で、兵庫県の史跡に指定されています。
 古墳は、県道273号線と274号線の交差点の約150m西の独立丘陵上に立地しています。墳丘は大きな改変・削平はなく、美しい姿を見せています。ただ、下の絵を見ると、「後円部」が「前方部」っぽいのが気がかりです。ひょっとすると、逆になっているかもしれません。「どいかんだらー」。
 約300m東に長塚古墳(ランキング781位)、約2km南西に池田古墳(ランキング109位)があります。

 兵庫県教委の説明板。
1242 小盛山古墳(小丸山古墳) 兵庫県朝来市 59m


 後円部右側。左側。
1242 小盛山古墳(小丸山古墳) 兵庫県朝来市 59m
1242 小盛山古墳(小丸山古墳) 兵庫県朝来市 59m

 前方部右側。左側。
1242 小盛山古墳(小丸山古墳) 兵庫県朝来市 59m
1242 小盛山古墳(小丸山古墳) 兵庫県朝来市 59m


 前方部から後円部。前方部右隅から後円部。
1242 小盛山古墳(小丸山古墳) 兵庫県朝来市 59m
1242 小盛山古墳(小丸山古墳) 兵庫県朝来市 59m


 後円部墳頂。
1242 小盛山古墳(小丸山古墳) 兵庫県朝来市 59m


 全景。右が前方部、左が後円部。東から。
1242 小盛山古墳(小丸山古墳) 兵庫県朝来市 59m


 遠景。中央左が古墳。北西の長塚古墳から見る。
1242 小盛山古墳(小丸山古墳) 兵庫県朝来市 59m
            以上2015年4月撮影。



Posted by じこま at 09:09│Comments(0)
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