2019年04月14日

追加・補遺 [590-4] 富田大塚古墳(荒砥村349号墳) 群馬県前橋市 80m

 奈良女子大学の前方後円墳データベースの「富田大塚古墳(荒砥村349号墳〈綜覧〉)」の項目で、「墳丘 形状:前方後円 墳長:80m 前方部:5m 特記事項【周濠】あり。【その他】墳丘湮滅(時期不明)。」と記されています。
 消滅古墳です。古墳は、県道40号線と76号線が交わる「富田町」交差点の約200m南西にありました。跡地は空き地になっています。余談ですが、訪問時西方を見ると富士山が小さく見えました。この地域には多数の古墳が築造されており、前にも書きましたが場所の選定にあたっては富士山が重要な要素のひとつであったと思われます。富士山が眺望できる「富士山古墳」として、静岡県富士市の浅間古墳(ランキング301位)、神奈川県逗子市の長柄桜山2号墳(ランキング442位)、千葉県木更津市の祇園大塚古墳跡、山梨県甲府市の加牟那塚古墳が印象に残っています。
 約300m南に荒砥村338号墳(ランキング812位)があります。

 跡地付近か。南東から。
追加・補遺 [590-4] 富田大塚古墳(荒砥村349号墳) 群馬県前橋市 80m
            右端の家が富田町1221-5。

 跡地付近か。北東から。
追加・補遺 [590-4] 富田大塚古墳(荒砥村349号墳) 群馬県前橋市 80m
            左端の家が富田町1232-1。

 跡地付近か。東から。
追加・補遺 [590-4] 富田大塚古墳(荒砥村349号墳) 群馬県前橋市 80m
            中央の大木の左に富士山。           以上2019年3月撮影。



Posted by じこま at 08:08│Comments(0)
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