2019年06月23日
1309 天神山古墳(柏崎10号墳) 埼玉県東松山市 前方後方墳 57m
奈良女子大学の前方後円墳データベースの「天神山古墳(柏崎10号墳)」の項目で、「墳丘 形状:前方後円? 墳長:57m 後円部:高2.4m 前方部:高1.4m 特記事項【周濠】あり(幅7.0m)。【その他】トレンチから五領式期の破片出土。前方後方墳の可能性あり。墳丘の東半分が耕作などで削平。」と記されています。ただし、青木弘さんは、「研究報告1 古墳」(『見えてきた‼ 古墳時代の幕開け -東松山市反町遺跡を中心にー』所収 p.22)の中の「表1 埼玉の前期古墳」で、「柏崎天神山古墳 柏崎古墳群 東松山市小原 市野川右岸 台地縁辺 前方後方墳 57 「石室状の遺構」 銅釧(伝)、内行花文鏡(伝)、土師器」とまとめています。また、「全長62.5mの前方後方墳」とする見解も見られますが、ここでは全長57mの前方後方墳として書いていきます。
古墳は、国道407号線と254号線が交わる三差路の「柏崎」交差点を北西にむかい、「おくま山古墳→」の標識を過ぎ次の信号から約200m北東にあります。ただし、直接行く道がないので回り道をすることになり、「大倉工業」の大きな工場の北側に位置しています。古墳は、ほとんど墳丘らしきものは残っておらず、わずかに住宅地の間の畑地に丘状の高まりが見られるだけです。当初、東西に軸を持つ前方後円墳として絵を撮っていましたが、上記データベースでは南北に図示してあり、前方部がどこにあるか混乱してしまいました。
約300m南に、おくま山古墳(柏崎1号墳)(ランキング1033位)があります。
2つで後方部残存部。西から。

後方部跡。北東から。
後方部端残存部。北から。
後方部端全景。北から。
以上2019年3月撮影。
古墳は、国道407号線と254号線が交わる三差路の「柏崎」交差点を北西にむかい、「おくま山古墳→」の標識を過ぎ次の信号から約200m北東にあります。ただし、直接行く道がないので回り道をすることになり、「大倉工業」の大きな工場の北側に位置しています。古墳は、ほとんど墳丘らしきものは残っておらず、わずかに住宅地の間の畑地に丘状の高まりが見られるだけです。当初、東西に軸を持つ前方後円墳として絵を撮っていましたが、上記データベースでは南北に図示してあり、前方部がどこにあるか混乱してしまいました。
約300m南に、おくま山古墳(柏崎1号墳)(ランキング1033位)があります。
2つで後方部残存部。西から。
後方部跡。北東から。
後方部端残存部。北から。
後方部端全景。北から。
Posted by じこま at 09:09│Comments(0)