2019年09月24日
補遺[824-15] 八高古墳 愛知県名古屋市 70m
この八高古墳は、ランキングの参考にさせていただいている『古墳探訪』の個別の項目では掲載されていましたが、100基単位の規模順位に欠落していましたので、このブログでの掲載を失念していました。「言い訳はやめりん」。
古墳は、名古屋市立大学の滝子キャンパス東門入口付近に現存しています。ただし、下記のように前方部の一部が削られています。
服部哲也さんは、「古墳は中位段丘である千種・瑞穂台地の西側縁辺に立地する。標高は約12mである。本墳は旧制第八高等学校内(現:市立大学構内)に所在したためこの名がついた。また、本墳の北150mには直径30mの円墳の八高2号墳が、南400mには全長約90mの前方後円墳の高田古墳が位置している。(中略) 前方部を南西に向ける前方後円墳であるが、現在前方部は大きく削りとられ、後円部もかなり墳丘が崩れている。現存長は約50m、高さ約6mであるが、本来は全長約70mの規模が推定される。」(「121 八高古墳」 p.391 『愛知県史 資料編3 考古3 古墳』所収)と述べています。また、奈良女子大学の前方後円墳データベースの「八高古墳」の項目でも、「墳丘 形状:前方後円 墳長:70m 後円部:径35m 高9m 前方部:幅28m 高5以上」と記されています。
名古屋市教委の説明板。![補遺[824-15] 八高古墳 愛知県名古屋市 70m](//img01.dosugoi.net/usr/k/o/f/kofun/CA390683_1.JPG)
大学構内の地図(部分拡大)。![補遺[824-15] 八高古墳 愛知県名古屋市 70m](//img01.dosugoi.net/usr/k/o/f/kofun/CA390682_5.JPG)
後円部右側。左側。![補遺[824-15] 八高古墳 愛知県名古屋市 70m](//img01.dosugoi.net/usr/k/o/f/kofun/CA390684_2.JPG)
![補遺[824-15] 八高古墳 愛知県名古屋市 70m](//img01.dosugoi.net/usr/k/o/f/kofun/CA390685_4.JPG)
前方部。![補遺[824-15] 八高古墳 愛知県名古屋市 70m](//img01.dosugoi.net/usr/k/o/f/kofun/CA390686_3.JPG)
後円部近景。北から。東から。![補遺[824-15] 八高古墳 愛知県名古屋市 70m](//img01.dosugoi.net/usr/k/o/f/kofun/CA390689_3.JPG)
![補遺[824-15] 八高古墳 愛知県名古屋市 70m](//img01.dosugoi.net/usr/k/o/f/kofun/CA390695_4.JPG)
後円部端全景。南東から。![補遺[824-15] 八高古墳 愛知県名古屋市 70m](//img01.dosugoi.net/usr/k/o/f/kofun/CA390696_4.JPG)
やや全景。右が後円部、左が前方部。南から。
以上2014年4月撮影。
古墳は、名古屋市立大学の滝子キャンパス東門入口付近に現存しています。ただし、下記のように前方部の一部が削られています。
服部哲也さんは、「古墳は中位段丘である千種・瑞穂台地の西側縁辺に立地する。標高は約12mである。本墳は旧制第八高等学校内(現:市立大学構内)に所在したためこの名がついた。また、本墳の北150mには直径30mの円墳の八高2号墳が、南400mには全長約90mの前方後円墳の高田古墳が位置している。(中略) 前方部を南西に向ける前方後円墳であるが、現在前方部は大きく削りとられ、後円部もかなり墳丘が崩れている。現存長は約50m、高さ約6mであるが、本来は全長約70mの規模が推定される。」(「121 八高古墳」 p.391 『愛知県史 資料編3 考古3 古墳』所収)と述べています。また、奈良女子大学の前方後円墳データベースの「八高古墳」の項目でも、「墳丘 形状:前方後円 墳長:70m 後円部:径35m 高9m 前方部:幅28m 高5以上」と記されています。
名古屋市教委の説明板。
大学構内の地図(部分拡大)。
後円部右側。左側。
前方部。
後円部近景。北から。東から。
後円部端全景。南東から。
やや全景。右が後円部、左が前方部。南から。
Posted by じこま at 08:08│Comments(0)