2020年12月27日

353-15 長浜茶臼山古墳のおまけの「息長陵及び息長陵附属地」 滋賀県米原市 

 横山丘陵上に築かれている「横山古墳群」とその西側の平地に位置する「長浜古墳群」の古墳を紹介してきました。
 今回は、横山丘陵の東側に位置する「古墳」を再び紹介します。この地域は、現在の行政区では米原市となっているので、同一古墳群として扱われないことがありますが、横山丘陵の北側先端部に築かれている長浜茶臼山古墳(ランキング353位)から約1km南東に位置し、姉川左岸水系なので、ここでも取り上げました。ただ、米原市に位置する古墳を「長浜古墳群」に位置づけることに違和感を感じるのも理解できますが・・。
 宮内庁が敏達天皇皇后の広姫と治定する「息長陵」は、明治時代初期に径7.5mの円墳状に築かれた近代の「偽古墳」です。そして、「息長陵」の南東に隣接する光運寺境内にある、「息長陵付属地」として宮内庁が管理している小円墳状の高まりが、村居田古墳の後円部の一部とおっさんは思っています。詳細は、「1203 村居田古墳」の項目(2019年3月7日掲載)で書きましたので割愛します。
 また、「村居田古墳」の項目の「おまけ『息長陵』」の中では、2010年8月に撮った古い絵しか載せてなかったので、今回は制札が新しくなった絵を掲載しました。
 余談ですが、この新しい制札の文字は、直筆ではなくフォント文字で書かれているという意見を目にしました。どおりで、整い過ぎているようです。ただし、宮内庁が宣化天皇と治定する鳥屋ミサンザイ古墳(ランキング103位)の制札の直筆文字は、おっさん的には「不敬罪だらー」ですが・・・。


  ① 「息長陵」

 制札。
353-15 長浜茶臼山古墳のおまけの「息長陵及び息長陵附属地」 滋賀県米原市 


 全景。
353-15 長浜茶臼山古墳のおまけの「息長陵及び息長陵附属地」 滋賀県米原市 


  ② 「息長陵附属地」

 石柱。

 
353-15 長浜茶臼山古墳のおまけの「息長陵及び息長陵附属地」 滋賀県米原市 


 全景。
353-15 長浜茶臼山古墳のおまけの「息長陵及び息長陵附属地」 滋賀県米原市 


 全景。
353-15 長浜茶臼山古墳のおまけの「息長陵及び息長陵附属地」 滋賀県米原市 
            以上2016年3月撮影。



Posted by じこま at 08:08│Comments(0)
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