2021年10月28日
番外 宮城県の古墳① 大塚南(夷森)古墳 加美町 円墳 径50~52m
訪問時は知りませんでしたが下記のHP.によると、この古墳は前期に限定すれば、日本列島最北に位置する古墳だそうです。
東北学院大学のHP.の「大塚森古墳の調査研究(宮城県加美町) (古墳時代)」の項目の「大塚森古墳の規模と構造」で、「測量調査、および発掘調査の結果、大塚森古墳は直径50~52m、高さ7.6~8m、二段のテラス(平坦面)と最大幅21mの周濠をもつ、東北地方でも最大級の円墳であることが明らかとなった。」と記されています。
辻秀人さんは、「測量の結果, 大塚森古墳は直径46.7m,高さ7.8m, 墳頂平坦面直径18m前後を測る円墳であることが判明した。墳丘西側の裾部がやや削られており, 墳丘南束部分に部分的な攪乱があるが, 概して保存状態は良好であった 」(「大塚森(夷森)古墳の発掘調査成果」p.34『東北学院大学論集.歴史学・地理学』所収)と述べています。
後者が中間発表的論文で、前者が最終結論と思われるので、墳丘規模としては、前者を採用しました。ただし、下記の説明板の規模は、後者と同じ数値となっています。
古墳は、「夷森古墳(大塚森古墳)」という名称で、加美町の史跡に指定されています。
加美町教委・宮城県文化財保護協会の説明板。
標柱。表。裏。

全景。東から。
全景。南から。
全景。北から。
以上2017年5月撮影。
東北学院大学のHP.の「大塚森古墳の調査研究(宮城県加美町) (古墳時代)」の項目の「大塚森古墳の規模と構造」で、「測量調査、および発掘調査の結果、大塚森古墳は直径50~52m、高さ7.6~8m、二段のテラス(平坦面)と最大幅21mの周濠をもつ、東北地方でも最大級の円墳であることが明らかとなった。」と記されています。
辻秀人さんは、「測量の結果, 大塚森古墳は直径46.7m,高さ7.8m, 墳頂平坦面直径18m前後を測る円墳であることが判明した。墳丘西側の裾部がやや削られており, 墳丘南束部分に部分的な攪乱があるが, 概して保存状態は良好であった 」(「大塚森(夷森)古墳の発掘調査成果」p.34『東北学院大学論集.歴史学・地理学』所収)と述べています。
後者が中間発表的論文で、前者が最終結論と思われるので、墳丘規模としては、前者を採用しました。ただし、下記の説明板の規模は、後者と同じ数値となっています。
古墳は、「夷森古墳(大塚森古墳)」という名称で、加美町の史跡に指定されています。
加美町教委・宮城県文化財保護協会の説明板。
標柱。表。裏。
全景。東から。
全景。南から。
全景。北から。
Posted by じこま at
08:08
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