2022年12月11日

番外 千葉県の古墳⑤ー1 龍角寺57号墳[龍角寺古墳群] 栄町 48m

 今まで、龍角寺古墳群に属する古墳として、龍角寺岩屋古墳(ランキング554位)、龍角寺浅間山古墳(ランキング768位)、そして2019年11月27日のブログで「番外 みそ岩屋古墳(龍角寺106号墳)」を紹介してきました。龍角寺古墳群の多くは「千葉県立房総のむら」の有料エリアに位置しています。おっさんは、龍角寺古墳群を三回ほど訪問していますが、無料エリアに位置している上記の古墳が主目的だったので、有料エリアは一回のみです。そのため、古墳の絵があまり多くありません。「ケチくさいことしとるんで、バチが当たったんだらー」。
 栄町教育委員会のHP.の「龍角寺古墳群一覧表 遺跡番号77 平成20年3月現在」の項目で、「番号 K1、墳形 前方後円墳、全長 48、前方部幅 31、前方部高さ 6.3、後円部径 33、後円部高さ5.8、埴輪の有無 円筒埴輪、埋葬施設 箱形石棺、備考 周溝の痕跡著しい」と記されています。
 「龍角寺古墳群・岩屋古墳」構成する古墳のひとつとして、国の史跡に指定されています。


 標識。


 2つで全景(横から)。前方部。後円部。
         以上2012年3月撮影。  


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2022年12月09日

番外 千葉県の古墳④ 桝原稲荷神社の隣古墳(仮称)[神道山古墳群] 香取市 円墳 径不詳

 10年以上前の訪問のためか、古墳の記憶は全く残っていません。自分のフォルダーに「神道山古墳」と記録されていたので、神道山古墳群に属する古墳であると考え、いくつかのブログにあたってみました。その結果、古墳群で唯一の前方後円墳ではなく、11基の円墳の中で、最も北側に位置する古墳であることが分かりました。ぺんさんのブログ、「ぺんの古墳探訪記」の「神道山古墳群1‐2‐3‐4【千葉県香取市】」(2019/07/01)を参考にさせてもらいました。
 ただし、古墳の名称は明らかにできなかったので、「桝原稲荷神社の隣古墳(仮称)」としました。「勝手に、ダサい古墳名を付けたらいかんだらー」。
 また、その規模についても下記のように「直径9mから14・4m」としか確認できなかったので、「径不詳」としました。「神道山古墳群は、香取市香取字神道にある前方後円墳1基と、小円墳11基からなる古墳時代後期の古墳群です。(中略)翌年(おっさん註 昭和4年)3月に千葉県が刊行した『史跡名勝天然記念物調査第六輯』の調査報告によると、丘陵の頂上に全長46・8mの前方後円墳を中心として陪塚(大きな古墳に接して作られた小さな古墳)と思われる直径9mから14・4mの円墳11基が散在するとしています。」(香取市のHP.の「Ⅴolー039 神道山古墳群 幻の御陵墓」より)      
 「神道山古墳群」という名称で、他の古墳とともに香取市の史跡に指定されています。


 標柱。

 参道の鳥居(鳥居の左柱付近に標柱)。


 全景。


 全景。


 古墳のある神道山から利根川を臨む。
         以上2009年10月撮影。  


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2022年12月07日

番外 千葉県の古墳③ 「大塚古墳」 香取市 方墳? 規模不詳

 「下の絵のように、端正な形をした古墳です。」と書き始めましたが、下記の二つのブログにあるように「自然地形の可能性」が指摘されています。そのため、タイトルや絵の説明に「 」をつけました。
 ブログ「神が宿るところ」の「大塚古墳(千葉県香取市)」(2014‐03‐15)の項目で、「大塚古墳(おおつかこふん)。 場所:千葉県香取市岩部字大塚1084-1。県道16号線(佐原八日市場線)と県道44号線(成田小見川鹿島港線)が交わる「岩部」交差点から、県道44号線を東に約600m。駐車場なし。 「大塚」という名の古墳は多く、また、塚の上あるいは塚に接して神社が建てられているケースも多い。香取市岩部(旧・栗源町)にある「大塚古墳」もその1つで、殆どの地図にも史跡等を示す「∴」マークとともに記されているが、発掘調査は行われておらず、自然地形の可能性もあるとのこと。千葉県文化財地図では方墳とされているが、きれいな円墳のようにも見える。現在は円形の森のようになっており、航空写真で測ってみると、森の部分の直径は約90m。もし、これが古墳なら千葉県内でもかなり大きい方墳(または円墳)だろう。」と記されています。
 また、ブログ「怠け者の散歩道2」の「香取市岩部:大塚古墳」(2020年09月19日)の項目でも、「大塚古墳は,かなり大きな古墳で,方墳または円墳とされているけれども,自然地形との見解もあるようだ。千葉県文化財保護協会『千葉県所在古墳詳細分布調査報告書』(平成2年3月)の121頁には「自然地形の可能性大」との注記がある。」と記されています。


 「墳頂」の祠。


 「全景」。東から。


 「全景」。北から。


 「遠景」。南西から。
        以上2015年6月撮影。  


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2022年12月05日

番外 千葉県の古墳② 馬頭観世音古墳(仮称) 香取市 方墳? 辺約10m

 訪問した記憶が全くない古墳です。2019年2月21日に掲載したブログ「1178 新林5号墳」と同じフォルダーにこの古墳の絵が残されており、「5号墳の東にある円墳」というメモが残されていました。古墳名は不詳でしたので、墳丘上に建立されていた「馬頭観世音」の石碑にちなんで、「馬頭観世音古墳(仮称)」としました。 
 あんけんさんのブログ「趣味の案件」の「香取市片野古墳群」(2020‐04‐16)の項目で、「そこ(おっさん註 旧片野前野辺田5号墳のこと)から500m北の畑に方墳にも見える1基」、「現状一辺約10m、高さ約3mの規模で、農耕によって四角く削られている可能性もありますが、裾部だけでなく上部も角が出てる様にも見えます。」の説明文とともに、ほぼ下記の「全景」と同じ画像が掲載されていました。そのため、タイトルでは、「方墳? 辺約10m」としました。


 石碑。


 全景。
        以上2015年6月撮影。  


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2022年12月03日

番外 千葉県の古墳①ー2 城山13号墳[城山古墳群] 香取市 38m

 「小見川城山公園」内の最高所に位置する古墳です。10年以上前に訪問した時は、公園内に移築された1号墳の石室が目的だったので、この古墳はスルーしていました。その時は、公園入口付近に駐車できましたが、今回はちょうど花見シーズンと重なり、入口付近は駐車できず、ふもとの公園駐車場は満車状態でした。おまけに、日没が迫っており楽しげな花見客を横目にしながら息を弾ませながら坂道を上っていく、風流を解せないおっさんでした。
 奈良女子大学の「前方後円墳データベース(全国版)」の「城山13号墳」の項目で、「墳丘 形状:前方後円 墳長:38m 特記事項【その他】部分遺存。後円部が一部削平され、天満宮となっている。一部石材露出。 市史跡」と記されています。ただし、下記の標識では、「全長約40m」となっています。ここでは、前者の「墳長:38m」を採りました。
 また、香取市のHP.では、この13号墳の史跡指定は確認できませんでした。


 標識。


 後円部中央。右側。左側。

 前方部右側。左側。


 前方部から後円部。前方部左隅から後円部。


 後円部墳頂。


 左奥が前方部端。
        

 公園内の様子。「暗くてわからんじゃん」。
        以上2022年4月撮影。  


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2022年12月01日

番外 千葉県の古墳①ー1 城山4号墳[城山古墳群] 香取市 34m

 前項の城山1号墳跡やその移築・復元石室を訪問した際に絵を撮りました。古墳は、城山浄水場内に位置しており、周囲は柵で囲まれていたので立ち入りはできませんでした。そのため、隣接した「城山公園」から絵を撮っています。日没間際でしたので、慌ててシャッター、もといケータイのボタンを押したものです。
 奈良女子大学の「前方後円墳データベース(全国版)」の「城山4号墳」の項目で、「墳丘 形状:前方後円 墳長:34m 特記事項【その他】完存。前方部裾に石棺材の一部とみられる石材あり。 市史跡」と記されています。
 上記のように、「城山第4号墳」という名称で、香取市の史跡に指定されています。


 標識。


 遠景。


 遠景。
        以上2022年4月撮影。  


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