2020年06月11日
番外 与楽(ようらく)カンジョ古墳 奈良県高取町 方墳 辺36m
「与楽古墳群」を構成する古墳のひとつとして、2013年に国の史跡に指定されています。訪問時、石室内への立入が禁止されていたのでよくわかりませんでしたが、玄室の高さは、約5.3mもあり、あの石舞台古墳の4.7mを超えて奈良県では最大だそうです。ちなみに、玄室の高さ日本一が熊本県氷川町の大野窟古墳(ランキング[139]位)の6.5m、二位が和歌山県和歌山市の天王塚古墳(ランキング469位)の5.9mです。両古墳の石室(玄室)内の絵については、2018年3月6日のブログ、「[139] 大野窟古墳」・「1番があれば2番がある」の中で紹介しています。
奈良県 高取町教育委員会の「高取 埋蔵文化財(埋文) 散策マップ 第二版」の「16. 国指定史跡 与楽カンジョ古墳」の項目で、「大字与楽にある与楽カンジョ古墳は一辺36m墳丘の南裾から高さ11mの方墳である。墳丘南面に石室玄室は長さ6m幅3.8m高さ5.3mを測る。(中略)カンジョ古墳は玄室の平面規模に比べ天井までが高いドーム型の石室で、高さでは奈良県で一番である。古墳の築造は7世紀前半と考えられる。また、羨道閉塞石の下から8世紀初頭の須恵器坏が出土した。カンジョ古墳を含め与楽古墳群は石室形態や出土遺物から渡来系氏族東漢氏と考えられている。」と記されています。
奈良県教委の説明板。注意書き。

石室入口。
全景。
以上2011年5月撮影。
奈良県 高取町教育委員会の「高取 埋蔵文化財(埋文) 散策マップ 第二版」の「16. 国指定史跡 与楽カンジョ古墳」の項目で、「大字与楽にある与楽カンジョ古墳は一辺36m墳丘の南裾から高さ11mの方墳である。墳丘南面に石室玄室は長さ6m幅3.8m高さ5.3mを測る。(中略)カンジョ古墳は玄室の平面規模に比べ天井までが高いドーム型の石室で、高さでは奈良県で一番である。古墳の築造は7世紀前半と考えられる。また、羨道閉塞石の下から8世紀初頭の須恵器坏が出土した。カンジョ古墳を含め与楽古墳群は石室形態や出土遺物から渡来系氏族東漢氏と考えられている。」と記されています。
奈良県教委の説明板。注意書き。


石室入口。

全景。

Posted by じこま at
08:08
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