2020年12月02日

追加550-1 川子塚古墳のおまけの「川子塚西古墳」 茨城県ひたちなか市 前方後円墳かも 約80m規模かも

 川子塚古墳の約100m南西に位置している古墳です。一般的には、2基の古墳と考えられていますが、下記のブログでも断定はしていませんが、前方後円墳の可能性を指摘されています。ここでは、素人の強みを生かし、勝手に前方後円墳と解釈して書いていきます。川子塚古墳と同規模とすれば、全長約80mとなります。「そうだったら、『おまけ』ではなく『補遺』だらー」。 
 ペんさんのブログ「ペんの古墳探訪記」の「川子塚西古墳[茨城県ひたちなか市]」(2018/05/06)の項目で、「(おっさん註 画像ありません)太平洋に面した台地上、ひたちなか海浜鉄道湊線の線路を挟んだ形で2基の墳丘が残されています。上の画像は南側の墳丘(円墳?)となります。画像右側の農道から近づいてみましたが草木が鬱蒼としていて観察できませんでした。 (おっさん註 画像ありません)こちらは線路北側の方墳らしき墳丘。これらの2基は1974~78年撮影の航空写真では明らかに北側に前方部を向けた1基の前方後円墳のように見えます。なおこの北東には全長81mの川子塚古墳が存在しており、まるで2基の前方後円墳が主軸を同じくして並んで築かれているように見受けられます。 (おっさん註 画像ありませんが下から2番目の絵とほぼ同じ構図)仮に前方後円墳だったとした場合、左奥が後円部で右の宅地付近が前方部、川子塚古墳と同じくらいの規模はありそうです。ちなみに墳丘周囲の調査がされた時には2mほどの砂層が堆積していたため周溝や出土品は検出されなかったようです。」と記されています。 


 後円部残存部。

 前方部残存部端右側。左側。


 全景。中央が前方部残存部、左奥が後円部残存部。


 全景(横から)。右が前方部残存部、左が後円部残存部。
            以上2020年10月撮影。  


Posted by じこま at 08:08Comments(0)