2021年05月04日

番外 姫塚古墳 茨城県大洗町 前方後方墳 29m

 前方部は消失し、後方部の一部が残っているのみです。しかも、ぺんさんのブログ「ぺんの古墳探訪記」の「姫塚古墳【茨城県大洗町】 2019/02/27」の項目によると、「画像(おっさん註 画像はぺんさんのブログを見てね)右の見学者が立っているあたりから右は後世の盛り土です。かつて後方部には社が存在しており、そこへの参道として土を寄せ集めたそうです。」と書かれており、下の「後方部残存部」の絵は、古墳の残存部というより、撮影当時の古墳付近の様子として理解したほうがよさそうです。 
 茨城県教育委員会のHP.の「磯浜古墳群」の項目で、「磯浜古墳群は、太平洋に注ぎ込む那珂川河口から南西約3km、鹿島台地の北端近くに位置する古墳時代前期から中期初頭の古墳群です。(中略)本古墳群で最も古いと考えられる墳長約29mの前方後方墳である姫塚古墳が前期前葉に築造され、次いで、五本松古墳や五本松下古墳(詳細は不明)、墳長約60mの前方後円墳である坊主山古墳などが築造されたとみられます。前期後葉に本古墳群最大の日下ヶ塚古墳が、前期末から中期初頭には直径約88mの大型円墳である車塚古墳が築造されました。」と記されています。
 この古墳は、常陸鏡塚(日下ヶ塚)古墳(ランキング260位)・車塚古墳(ランキング348位)とともに、「磯浜古墳群」という名称で2020年に国の史跡に指定されています。


 後方部残存部。南東から。
番外 姫塚古墳 茨城県大洗町 前方後方墳 29m


 後方部残存部。東から。
番外 姫塚古墳 茨城県大洗町 前方後方墳 29m


 後方部残存部。南から。
番外 姫塚古墳 茨城県大洗町 前方後方墳 29m
            以上2015年6月撮影。



Posted by じこま at 08:08│Comments(0)
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