2019年03月14日

1215 禅昌寺山古墳 千葉県香取市 60(60~70)m

 古墳は一部残存していますが、墳形を確認することはできません。残存部の墳頂に鳥居と祠が祀られています。
 香取市のHP.の「アーカイブ香取遺産」の「Vol‐044 大須賀川流域を支配した 首長の墳墓」の項目で、「禅昌寺山古墳は、大須賀川下流の沖積平野、大戸川字中宿にある禅昌寺山の南側隣接地にあります。現在は古墳の大半が削平されて径10m程の塚状となっていますが、全長60~70mの前方後円墳であったと推測されています。」と記されています。また、奈良女子大学の前方後円墳データベースの「禅昌寺山古墳」の項目で、「墳丘 形状:前方後円 墳長:推定60m 特記事項【その他】前方部は古くに削平、部分遺存していた後円部は1970年に家屋増築のため削平。その時、遺物出土。」と記されています。
 約1km北東に権現前古墳(ランキング1214位)がありました。また、約400m南東に後述する天神台古墳があります。

 墳丘残存部。北から。


 墳丘残存部。南東から。


 墳丘残存部墳頂。


 右が墳丘残存部、左が後円部跡。北西から。
            以上2015年6月撮影。  


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2019年03月14日

1214 権現前古墳 千葉県香取市 60m

 消滅古墳です。跡地は、住宅地や畑地になっています。香取市のHP.の「アーカイブ香取遺産」の「Vol‐045 大法寺古墳・権現前古墳 大須賀川流域の歴代首長墳墓」の項目で、「大法寺古墳と権現前古墳がある森戸地区は、台地の裾部にあたる標高3mの微高地で、大須賀川下流に広がる低地に面しています。」と記されています。大須賀川は、約2km北方に流れている利根川の支流の一つです。
 奈良女子大学の前方後円墳データベースの「権現前古墳」の項目で、「墳丘 形状:前方後円 墳長:60m 特記事項【周濠】あり。」と記されています。
 約500m西に大法寺古墳、また約1km南西に禅昌寺山古墳があります。

 跡地付近。南から。
            香取市森戸253付近。

 跡地付近。南西から。
            香取市森戸229付近。          以上2015年6月撮影。  


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