2019年04月11日

1248 芝山姫塚古墳(中台姫塚古墳) 千葉県横芝光町 59m

 千葉県のHP.の「芝山古墳群(しばやまこふんぐん)」の項目で、「概略 (中略)姫塚古墳は殿塚古墳の北側に並んで築かれている。墳丘規模は全長58.5mで、後円部径35m、高さ4.5m、前方部幅36m、高さ4.8mです。墳丘の周囲には長方形の周溝が巡るが、平成12年(2000)に行われた確認調査の結果、北側で二重目の周溝が確認され、殿塚古墳同様に長方形二重周溝であったと考えられる。墳丘の調査ではやはり多量の埴輪が発見された。また、埋葬施設は前方部南縁部に築かれており、殿塚古墳と同じく軟質砂岩の切石を用いた横穴式石室である。石室の中からは大刀を中心とする多量の副葬品が発見されている。」と記されています。「芝山古墳群」を構成する古墳のひとつとして、国の史跡に指定されています。
 墳丘は整備され美しい姿を見せています。ただ、前方部にあるという埋葬施設は気がつきませんでした。高田2号墳(ランキング1239位)の項目でも触れましたが、上記のように隣接する殿塚古墳(ランキング441位)とともに長方形二重周溝という非常に珍しい特徴があります。 2018年5月11日のブログ、殿塚古墳(中台6号墳)のおまけとしてこの古墳の絵を掲載しました。その時の絵は、2016年11月に撮影したものでした。ここでは、他の年に撮影した絵を掲載します。

 環境庁・千葉県の説明板。


 後円部右側。左側。

 前方部右側。左側。
 

 はぼ全景。右が後円部、左手前が前方部。
              以上2010年9月撮影。


 後円部右側。左側。

 前方部右側。左側。


 前方部から後円部。西から。


 後円部墳頂。
            以上2015年6月撮影。  


Posted by じこま at 09:09Comments(0)

2019年04月11日

1247 扇八幡古墳 福岡県みやこ町 59(58)m

 HP.「みやこ町歴史民俗博物館デジタルミュージアム」の「扇八幡古墳」の項目で、「扇八幡古墳は、主軸(中心線)をほぼ南北方向にとり、全長は約58m、後円部は直径約36m・高さ約7m、前方部は最大幅約49m・高さ約5mです。」と記されています。また、奈良女子大学の前方後円墳データベースの「扇八幡古墳」の項目で、「墳丘 形状:前方後円 築成:前方部:2段、後円部:2段 墳長:58.8m 後円部:径35m 高7m 前方部:幅41m 長29m 高7m」と記されています。福岡県の史跡に指定されています。
 古墳は、国道201号線が「長峡川」と交差する場所から約700m北西の丘陵地にある扇八幡神社の境内にあります。墳丘上には木々が茂り、墳形はややわかりにくかったです。ただ、大きな墳丘が残されています。
 約2km北東に庄屋塚古墳(ランキング429位)があります。

 扇八幡神社の石柱。みやこ町教委の説明板。


 後円部右側。左側。

 前方部右側。左側。


 前方部から後円部、北から。前方部右隅から後円部。前方部左隅から後円部。


 後円部墳頂。


 全景。右手前が前方部端。北北東から。
            以上2014年10月撮影。  


Posted by じこま at 08:08Comments(0)