2019年04月16日

追加・補遺 [633-2] 三郷権現山古墳(旧三郷村67号墳) 群馬県伊勢崎市 (76)m

 墳丘消滅古墳です。跡地は、「グリーンパーク」として、多数の遊具が設置されています。ただ、墳丘の高まりはないものの、基底部と思われる部分は残されており、前方後円墳らしさを感じることはできます。古墳は、北関東自動車道路「波志江スマートIC.」の約400m南の独立丘陵上に立地していました。
 奈良女子大学の前方後円墳データベースの「三郷権現山古墳(三郷村67号墳〈綜覧〉)」の項目で、「墳丘 形状:前方後円 墳長:75.8m 後円部:高15.2m 特記事項【その他】墳丘湮滅。」と記されています。
 約1km東に、五目牛二子山古墳(ランキング[237]位)があります。

 グリーンパーク案内図。墳丘跡の三角点。
            「回転不足だらー」。

 後円部右側跡。左側跡。

 前方部右側跡。左側跡。


 前方部跡から後円部跡。東から。


 前方部端跡ほぼ全景。東から。
       

 ほぼ全景跡。右が前方部跡、左が後円部跡。南東から。
            以上2019年3月撮影。  


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2019年04月16日

追加・補遺 424-3 穂積稲荷山古墳のおまけの「総社愛宕山古墳」 群馬県前橋市 方墳 辺56m

 前橋市のHP.「総社・清里の文化財を訪ねて」の「愛宕山古墳」の項目で、「愛宕山古墳(あたごやまこふん)は、一辺約56メートル、高さ8.5メートルの方墳で、7世紀前半に造られました。 石室は、自然石の巨石を積み上げた大型の横穴式両袖型石室(注釈1)で羨道(せんどう(注釈2))と玄室(注釈3)があります。玄室の奥壁寄りには、凝灰岩(ぎょうかいがん)製の家形石棺(いえがたせっかん)が安置されています。群馬県内で家形石棺を使用しているのは、この愛宕山古墳と、同じく総社地区内に所在する宝塔山古墳の他、太田市に1例が知られています。(中略)前方後円墳が造られなくなった後に造られたこの古墳は、方墳という墳丘形状や家形石棺とともに上野地域において匹敵する古墳は見られません。 •全長 墳丘高8.5メートル、一辺約56メートル •古墳時代(7世紀前半)」と記されています。
 総社古墳群では、前方後円墳の前橋(総社)二子山古墳(ランキング432位)と方墳の宝塔山古墳の間の時期に築造されたと考えられています。また、二子山古墳と宝塔山古墳の間の場所に築造されています。

 総社地区史跡愛存会の説明板。 


 石室入口。
            以上2009年7月撮影。

 標柱。


 石室入口。


 全景。南から。


 全景。北から。
            以上2016年11月撮影。  


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