2019年02月15日

1164-2 春日山古墳(春日山E1号墳)のおまけの「E12号墳」など 滋賀県大津市

  ① 春日山E12号墳 前方後円墳 54m

 後円部右側。左側。

 前方部右側。左側。


 前方部から後円部。


 後円部墳頂。
            以上2014年6月撮影。


  ② 春日山E?号墳 円墳?

 全景。春日山古墳(E1号墳)から見る。


 石室残存部か?2つ。
            以上2014年6月撮影。  


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2019年02月15日

1164 春日山古墳(春日山E1号墳) 滋賀県大津市 60(65)m

 滋賀県教育委員会事務局文化財保護課の「№.011 春日山古墳群」では、「史跡に指定されているのは、前方後円墳、大型の円墳を中心としたグループでE支群と呼ばれています。このグループは、春日山古墳群でも最も早く古墳の築造が開始された部分であり、かつ、中心となる人物が、葬られていると考えられます。グループの中心となるのは前方後円墳のE1号墳で、全長約65m、後円部径約32m、前方部幅約20mの規模があり、築造年代は4世紀末期頃と考えられます。続く古墳として、これも前方後円墳のE12号墳があり、全長は約54m、後円部径約27m、前方部幅約15mの規模があります。これらの古墳については、発掘調査が行われていないため、正確な年代や性格を確定するには至っていませんが、前方後円墳の分布が比較的少ない湖西地方にあって、真野川を挟んで対峙する、全長71mの和邇大塚山古墳と共に、この地域の首長権の変遷を考える上で重要な古墳です。」と記されています。春日山古墳群は、後期の群集墳を中心に200基以上の古墳が確認され、11の支群で構成されているそうです。そのうち、E支群が「春日山古墳群」という名称で、国の史跡に指定されています。
 古墳群から約500m東にJR湖西線「堅田」駅があります。古墳の説明板は、妙法寺と池の間の坂道を北に向かった平坦地に設置されています。古墳へは、さらに北に進み林の中を九十九折しながら行くと、よく残されている墳丘が見えてきます。撮った絵を見てみると「後円部」が「後方部」に見えなくもないですが、きっと目の錯覚でしょう。
 古墳群は、比叡山から延びる丘陵の東端に立地しており、琵琶湖を臨む場所に築造されています。また、西へ2km足らずで、琵琶湖の最狭部を通る「琵琶湖大橋」があります。余談ですが、被葬者は琵琶湖の湖上交通を支配した人物と考えられます。

 滋賀県教委の説明板2つ。



 後円部右側。左側。

 前方部右側。左側。


 前方部から後円部。


 後円部墳頂。


 右奥が前方部、左手前が後円部の一部。


 ほぼ全景(横から)。右が前方部、左が後円部。
            以上2014年6月撮影。  


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