2018年07月07日

[633]→[824-13] 一丁ぐろ1号墳 岡山県総社市 前方後方墳 76→(70)m

 総社市のHP.の「一丁ぐろ(おっさん註 ママ)古墳」の項目で、「古墳時代前期前半(4世紀前半頃)に築かれた前方後方墳です。高梁川を眼下に臨む、眺望のよい丘陵尾根の頂上に築かれており、周囲にも多くの古墳が見つかっています。平成23年から実施された確認調査によって、全長約70mであることがわかりました。大型の前方後方墳は岡山県北部で多く確認されていましたが、一丁ぐろ(おっさん註 ママ)古墳は岡山県内でも2番目に大きく、県南部では最大の前方後方墳となることがわかりました。」と記されています。
 丘陵には「サントピア岡山総社」という宿泊施設がありますが、その北の山道を上っていくと途中にいくつかの円墳があります。さらに上って、三叉路を右にいくと、頂上付近に大きな墳丘が姿を現します。これが、一丁ぐろ1号墳です。おっさんは、薮漕ぎ・クモの巣攻撃を覚悟で訪問しましたが、山道はきちんと整備され説明板も設置されており、拍子抜けでしたが有り難かったです。古墳は、2011年に総社市、2016年に岡山県の史跡に指定されています。

 秦歴史遺産保存協議会の説明板。総社市教委の標識。



 後方部中央。右側。左側。

 前方部右側。左側。前方部から後方部。


 後方部墳頂。


 ほぼ全景。右が後方部、左が前方部。南西から。


 全景(横から)。右が後方部、左が前方部。南から。
            以上2017年1月撮影。  続きを読む


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2018年07月07日

633 金古高山古墳 群馬県高崎市 76m

 奈良女子大学の「前方後円墳データベース」の「金古高山古墳(金平山古墳・金古町4号墳〈綜覧〉)」の項目で、「墳丘  形状:前方後円 墳長:75.7m 後円部:高7.5m 前方部:高4.5m  特記事項  【周濠】楯形。【その他】墳丘一部現存。陣馬泥流丘上に構築。」と記しています。
 古墳は原形を留めておらず、どの部分が前方部であるか後円部かは、よくわかりませんでした。

 後円部?残存部3つ。西から。北西から。北東から。


 前方部?残存部。南から。
            以上2014年12月撮影。  


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2018年07月07日

632 操山109号墳 岡山県岡山市 76m

 大型古墳が多数築造されている操山ですが、その南西部には現代の墓地が広がっています。その頂上付近で墓石に埋没しているかのように、網浜茶臼山古墳(ランキング369位)があります。その約100m南に、109号墳があります。この古墳も墓地で墳丘が改変され、その筋の人でなければ古墳だと気づけません。後円部の一部のみ墓石はなく、草木が生えていました。
 岡山市埋蔵文化財センター定期講座特別見学会の「網浜茶臼山古墳・操山109号墳」によると、「操山109号墳  墳形:前方後円墳 規模:墳長約76m、後円部径約45m 内部主体:竪穴式石槨(安山岩板石積み)と推定 出土物:特殊器台形埴輪、特殊壺形埴輪」と記されており、出現期の古墳と考えられます。

 後円部右側。左側。

 前方部。前方部から後円部。


 前方部右隅から後円部。


 後円部墳頂。
            以上2014年3月撮影。  


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2018年07月07日

631 長須賀丸山古墳 千葉県木更津市 76(77)m

 前方部は個人の住宅内、後円部は全壊状態で一部分のみ残っています。金鈴塚古墳(ランキング351位)・稲荷森古墳(ランキング585位)などと長須賀古墳群を構成しています。
 奈良女子大学の「前方後円墳データベース」の「丸山古墳」の項目では、「墳丘  形状:前方後円 墳長:76.5m 後円部:径34m 高5m 前方部:幅26.5m 長42.5m 高5.4m  特記事項 【周濠】あり。【その他】前方のみ残存。」と記されています。


 前方部近景。東から。


 後円部残存部。西から。

 
 近景。右が前方部、左が後円部残存部。北西から。
            黒土の畑地部分が周濠跡か。          以上2015年11月撮影。  


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