2018年08月06日

715 山王塚古墳 栃木県下野市 72(90)m

 HP.「しもつけ市の文化財バーチャルミュージアム」の「下野市の文化財」の項目の「山王塚古墳」の「概要」として、「山王塚古墳は国分寺地区に所在する前方後円墳で、前方部を西に向け、墳丘第一段目に幅広い平坦面である基壇をもっています。墳丘は推定全長90m、後円部径60m、墳丘二段目の長さ55m、同後円部径30mで、墳丘のまわりには逆盾形の周溝がめぐり、これを含めると100mをこえる大きさになります。」と記されています。ただし、現在は後円部の高まりは確認できますが、畑地や民家で墳丘が囲まれ、とても全長90mの前方後円墳には見えません。撮影に際しては、近くにおられた方の確認・許可を得ました。 
 約50m東に円墳の丸塚古墳、約300m南西に国分寺愛宕塚古墳があります。また、下野市には「山王」という名称の古墳が多数あり、おっさんはいつも迷ってしまいます。例えば、山王山古墳(ランキング490位)や前方後方墳の山王山南塚1号墳・2号墳があります。「しっかりしりん」。

 後円部残存部。北東から。


 後円部残存部。南西から。


 後円部残存部全景。南西から。


 遠景。東から。
            以上2017年3月撮影。


 後円部右側。左側。


 前方部か?。


 後円部か?。
              以上2012年10月撮影。  


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2018年08月06日

714 塚畑古墳 奈良県葛城市 72(70)m

 橿原考古学研究所編『大和前方後円墳集成』の「前方後円墳一覧表」の項目では、「塚畑古墳 (中略) 前方後円墳 全長72m」(p.417)と記入されています。一方、奈良女子大学「前方後円墳データベース」の「塚畑古墳」の項目では、「墳丘  形状:前方後円 墳長:70m 後円部:径40m 前方部:幅40m」と記されています。
 後円部には石碑が建てられ、前方部は焼けたような遊具が点在しており、墳丘上は改変されています。ただし、畑の中にある古墳の姿は、大きな墳丘を実感することができます。

 後円部右側。左側。

 前方部右側。左側。前方部から後円部、西から。


 後円部墳頂。


 後円部端全景。東から。


 前方部端全景。西から。


 全景。右が後円部、左が前方部。南西から。
            以上2014年6月撮影。  


Posted by じこま at 08:09Comments(0)