2018年08月28日

778 大谷古墳 和歌山県和歌山市 70m 

 HP.わかやま文化財ガイドの「大谷古墳」の項目で、「大谷古墳は5世紀末頃に築かれた、全長約70メートルの前方後円墳で、和歌山平野を臨む泉山脈南麓の丘陵端部に位置する。後円部には、九州産石材と推定されている組み合わせ式家形石棺(いえがたせっかん)が直葬(じきそう)されていた。副葬品には馬冑(ばちゅう)、馬甲(ばこう)、鉄地金銅張(てつじこんどうばり)の馬具(ばぐ)、耳飾(みみかざり)、玉(たま)類などがあり、大陸的な色彩が強い。」と記されています。 
 紀ノ川の右岸の丘陵南端に位置し、和歌山市街を一望できます。古墳築造当時は、海を臨むことが出来たと思われます。この大谷古墳は、馬冑の出土が有名で、国の史跡に指定されています。同じ、紀ノ川の右岸側に車駕之古址古墳(ランキング525位)が、左岸側には天王塚古墳(ランキング469位)・大谷山古墳(ランキング693位)などの岩橋千塚古墳群があります。

 和歌山市教委の説明板3つ。



 後円部右側。左側。

 前方部右側。左側。前方部から後円部。


 前方部右隅から後円部。前方部左隅から後円部。


 前方部から見た南方面の眺望。
            以上2015年10月撮影。


 石柱。旧説明板。



 後円部中央。右側。左側。

 前方部右側。左側。


 後円部端中央。右側。左側。
              以上2011年5月撮影。  


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2018年08月28日

777 黒田大塚古墳 奈良県田原本町 70m

 奈良女子大学の前方後円墳データベースの「黒田大塚古墳」の項目で、「墳丘  形状:前方後円 築成:2段 墳長:復元70m 後円部:径復元40m 高復元8.2m 前方部:幅復元45m 高復元7.7m」と記されています。また、橿原考古学研究所編『大和前方後円墳集成』では、「前方後円墳 全長約55m」と記されています。奈良県の史跡に指定されています。
 古墳は前方部の端部分が削平されており、上記の『集成』の全長は、現状の数値を示したものと思われます。余談になりますが、弥生時代が水田農耕社会であることを明らかにした学史的に著名で、代表的な拠点集落のひとつである唐古・鍵遺跡は、この古墳の約2km東にあります。 

 説明板2つ。前者は奈良県教委。後者は田原本町教委。



 後円部右側。左側。

 前方部右側。左側。


 後円部端全景。東から。


 全景(横から)。右が前方部、左が後円部。北から。


 ほぼ全景(横から)。右が後円部、左が前方部。南から。
            以上2013年11月撮影。  


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2018年08月28日

776 岩神米山古墳 群馬県前橋市 70m

 奈良女子大学の前方後円墳データベースの「岩神米山古墳」の項目で、「墳丘  形状:前方後円 墳長:70m 後円部:径41m 高3m 前方部:幅32m 長35m 高3m 特記事項【その他】墳丘一部を1960年代に宅地により破壊。」と記されています。
 資料によると、この古墳は、岩神町3丁目12-23に位置しているとありました。消滅古墳と思われます。次の絵は、その周辺を撮ったつもりですが、確認できませんでした。

 古墳跡周辺か?2つ。
            以上2014年12月撮影。


  追記

 2019年4月17日のブログに、古墳跡付近と思われる、新しい絵を掲載しています。  


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