2018年08月25日

771 横枕13号墳 鳥取県鳥取市 70m

 奈良女子大学の前方後円墳データベースの「横枕13号墳」の項目で、「墳丘  形状:前方後円 墳長:70m 後円部:径45m 高7m 前方部:幅20m 長30m 高3m 特記事項【造出】あり(前方部先端、一辺6m・高1m程度の方形基壇状)。」と記されています。
 独立丘陵上に古墳は立地しています。丘陵の南端に玉屋神社があり、その社叢の北に墳丘があります。訪問時、草木で墳形はよくわかりませんでした。約2km北の丘陵上に、下味野23号墳(ランキング690位)があります。

 鳥取市の「指定保存樹木」の説明板。



 後円部?右側。左側。

 前方部?。前方部から後円部?。


 前方部端右側。左側。


 全景。右奥が後円部、左手前が前方部。南から。


 遠景。右手前が後円部、左奥が前方部。北東から。
            以上2013年11月撮影。



   追記

 2019年7月4日のブログに、「追記771 横枕13号墳」として新しい絵を掲載しています。

   


Posted by じこま at 10:10Comments(0)

2018年08月25日

770 西都原174号墳 宮崎県西都市 70(71)m

 東憲章さんは、「一七四号墳は支群(おっさん註 寺原第一支群のこと)最大の規模で、主軸は一七三号墳と同じくほぼ南北であるが、後円部を南にむけている。墳長約七一メートル、後円部径約四六メートル、前方部幅約二七メートルで、後円部・前方部ともに三段築成である。」(『古墳時代の南九州の雄 西都原古墳群』pp.42~43)と述べています。      
 この174号墳は、西都原台地西端の寺原第一支群に属しています。この古墳は、史跡公園として整備されている地域外にあるので、西都原古墳群としては珍しく墳丘には草木が生い茂っていました。同じ寺原第一支群に属し、西都原古墳群で最高所に築かれている173号墳は、発掘調査が実施され復原・整備されています。

 後円部右側。左側。

 前方部右側。左側。前方部から後円部。


 前方部左隅から後円部。


 後円部墳頂。
            以上2015年11月撮影。


  おまけ  西都原173号墳(墳長40mの前方後円墳)

 説明板。


 後円部右側。左側。

 前方部。


 右手前が前方部、左奥が後円部。


 左手前が前方部、右奥が後円部。
              以上2012年2月撮影。  


Posted by じこま at 09:09Comments(0)

2018年08月25日

769 六所塚古墳 茨城県常総市 70m

 常総市のHP.の「六所塚」の項目で、「六所塚は、六十六塚といわれ、かつては85基の古墳が確認された、鬼怒川右岸の神子女(みこのめ)古墳群内に所在する。一説には、平将門もしくは将門の父良将が埋葬されているともいわれるが、詳細は定かではない。墳丘は、前方後円墳で全長70mを測り、群内で最大の規模を誇る。」と記されています。常総市の史跡に指定されています。
 古墳の被葬者が、10世紀前半に活躍した平将門とは信じがたいですが、関東地方には将門伝説と関係する古墳がいくつかあり、それだけ将門の影響力の大きさを感じます。同時に、将門の墳墓伝承のあるこの古墳の存在の大きさを物語っていると思われます。古墳は丘陵の端に位置しています。後円部墳頂に盗掘抗らしき窪みがあるものの墳丘は大きな改変がなく、訪問時は水田に美しい姿を映していました。

 標柱。常総市教委の説明板。



 後円部右側。左側。

 前方部右側。左側。前方部から後円部。


 後円部墳頂。


 全景(横から)。右が前方部、左が後円部。南西から。
            以上2015年5月撮影。  


Posted by じこま at 08:08Comments(0)