2019年06月03日

1295-1 狐山古墳のおまけの「道祖神裏古墳」 千葉県君津市 前方後方墳 56m

 千葉県のHP.の「君津市の国・県指定および国登録文化財」の項目の「17 県指定 記念物(史跡) 道祖神裏古墳 (略)」で、「小糸川下流域の北岸、標高約40mの丘陵先端に位置し、全長約56mの、古墳時代前期(約1.700年前)としては千葉県最大級の前方後方墳である。前方部は幅15m、高さ2.5m、後方部は幅34m、高さ5mであり、形態的には前方部が未発達の古い様相を示している。 昭和51年(1976)に千葉県教育委員会によって周溝確認調査が実施され、周溝は墳丘の東側及び後方部北側にのみ存在することが明らかになった。このとき、後方部北側の周溝から甕形土器等が出土している。」と記されています。上記のように、千葉県の史跡に指定されています。
 古墳は、館山自動車道「君津」IC.の約1km西、塞神社の北側の裏山にあります。ただし、塞神社の南側の狭い道を東側に上りしばらく進むと、君津市の福祉作業所「ふたば園」の入口に、古墳の案内版が立っています。奥に駐車場もあるので、こちらのルートが見学には便利です。後方部の東側の裾部がやや乱れているものの、墳丘の保存状態はよく前方後方の墳形を確認することができます。

 千葉県教委・君津市教委の説明板。


 後方部中央。右側。左側。

 前方部右側。左側。


 前方部から後方部。前方部右隅から後方部。前方部左隅から後方部。


 後方部墳頂。
            以上2015年11月撮影。  


Posted by じこま at 09:09Comments(0)

2019年06月03日

1295 狐山古墳 千葉県君津市 57m

 奈良女子大学の前方後円墳データベースの「狐山古墳」の項目で、「墳丘 形状:前方後円 墳長:57m 後円部:径36m 高4.5m 前方部:幅15m 長21m 高2.5m」と記されています。
 古墳は、館山自動車道の「君津」IC.の約1500m南にある丘陵上に立地しています。訪問時、丘陵上にむかうルートがわからず無理やり登りました。その甲斐あってか、保存状態は良好で美しいプロポーションの墳形を確認することができました。
 約1400m北西に八幡神社古墳(ランキング472位)、約1600m北北西に道祖神裏古墳があります。

 後円部右側。左側。

 前方部右側。左側。


 前方部から後円部。


 遠景。丘陵上の中央が後円部。北北西から。


 遠景。丘陵上の中央右が前方部、左が後円部。南西から。
            以上2015年11月撮影。  


Posted by じこま at 08:08Comments(0)