2019年06月13日

1303-3-3 西谷墳墓群③ 島根県出雲市 四隅突出型墳丘墓

 西谷墳墓群の中で、最大規模であり最後に築造されたと考えられています。他の四隅突出型墳丘墓は史跡公園内に位置し、保存されていますが、この9号墳は約300m北東の独立丘陵上に立地しています。墳頂には、三谷神社の社殿や社務所が建てられており保存状態はあまりよくありません。

  ① 9号墓 四隅突出型墳丘墓 辺43×34m

 標柱。神社の説明板。


 墳丘部分。


 墳丘近景。


 全景。
              以上2010年7月撮影。  


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2019年06月13日

1303-3-2 西谷墳墓群② 島根県出雲市 四隅突出型墳丘墓

  ① 3号墓 四隅突出型墳丘墓 辺40×30m

 標柱。説明板2つ。


 墳頂の墓壙。上が第4主体。下が第1主体。


 2つで全景。前者が右側、後者が左側。



  ② 4号墓 四隅突出型墳丘墓 辺32×27m

 標柱。説明板。


 墳丘。


 墳丘と突出部。


 墳丘と突出部。
              以上2010年7月撮影。


  


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2019年06月13日

1303-3-1 西谷墳墓群① 島根県出雲市 四隅突出型墳丘墓

 大型四隅突出型墳丘墓の所在する地域を代表する島根県(出雲地方)ですが、東部の中心地が前述の安来市の安養寺墳墓群・塩津山墳墓群・仲仙寺墳墓群・宮山墳墓群です。西部の雄が、出雲市にある西谷墳墓群といえるでしょう。「西谷墳墓群」は、2000年に四隅突出型墳丘墓を中心に国の史跡に指定され、「西谷墳墓群史跡公園」として保存・整備されています。また、近接して「出雲弥生の森博物館」も設置されています。
 なお、墳丘規模については、渡辺貞幸さんの『出雲王と四隅突出型墳丘墓 西谷墳墓群』の「表2・西谷墳墓群一覧」(p.81)を参考とし、突出部は含んでいません。

 石柱。島根県教委・出雲市教委の説明板部分2つ。



  ① 1号墓 四隅突出型墳丘墓 約10m

 標柱。説明板。


 ほぼ全景。


  ② 2号墓 四隅突出型墳丘墓 辺35×24m

 標柱。説明板。


 復元突出部2つ。


 土層の説明板。土層断面図。


 発見当初の姿。説明板より。
              以上2010年7月撮影。  


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